私はお陰をもちまして、いろいろなところで演技その他の指導に当たることができています。
その場では、有名な声優、著名なナレーター、実績あるアナウンサー各位が指導に当たっておられます。
そういう有能かつ有名なかたがたと同じように指導に当たらせていただける状況は身に余る光栄です。
私は無名、無能、無力の三無主義…じゃなくて「三重苦」な人間です。
その中のある教育機関で、私は公演の演出を担当なさる有名声優さんの補助の任に就かせていただいております。
これだけでも恐れ多い事なのですが、いかんせん、私はバカなので演出の意図がさっぱりわからないのです(涙)
なぜそんな動きや段取りを指示するのか?
なぜそんな舞台装置なのか?
なぜそんな小道具が必要なのか?
なぜそんなセリフ表現を求めるのか?
なぜそんな衣裳なのか?
なぜそんな音響効果を良しとするのか?
どれも全くわからないバカな私です。
演出の意図を理解できない無能なので、受講生(生徒)の抱える問題にもちゃんと答えることができません。
それでも受講生(生徒)は、私に対してちゃんと「先生」と呼んで下さいますし、「先生、こういう場合はどうしたらいいでしょう?」と質問してもくれます。ありがたいことです!(感謝)
さりながら、なんともお答え申し上げることもできないのですぅぅぅ…(涙)
何しろバカなので演出意図が理解できないし、演出家の先生からは「余計なことを言って混乱させるな!」と釘をさされています。
「あなたは余計なことをしないで、スタッフワークの心配だけしていればいいのっ!」
とも言われています。
仄聞すれば、これまでの演出家先生たちは顔を合わせると「あいつ(私のこと)はダメだよね〜〜〜とんでもないヤツだよ〜」と互いに私の無能さを挙げてお笑いになっていらっしゃるそうです。
あ〜〜〜〜、もっとちゃんと勉強して「有名」になっておけばと悔やまれます。
でも、私が有名になるより、学生たちが「有意義」を感じて卒業してくれるほうがうれしいです(笑)
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2019年06月30日
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