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2018年08月03日

クリスマスに贈る物語「パクさんのリアカー」❹

まずはリアカーを引いて、廃品やダンボール集めをしている人を描写しようと思いました。
どんな人なのでしょうね……?

そもそもそんな廃品回収を「事業」にしているのは……?
そうそう!
私の両親は、ある組合の会計事務所の経理を担当していたのですが、その中に廃品回収業をしている会社がありました。
そこの経営者は在日朝鮮・韓国人で、いつも私の実家である会計事務所に来ては「ネエちゃん(私の母のこと)、チェキン(税金)マケテて(安くして)ぇな」と訴えていました(笑)
私の家が税金を徴収するわけではないのですが…(笑)

組合員の多くが、このような廃品回収業(ダンボールを始めとした紙類、衣類、金属、ガラス類)をしていました。
両親が担当していた会計事務所は、そういう自営業者の組合の税務処理を税務署から認可されて実施していました。

当時、様々な業種の組合員がいました。
国籍も違えば、当時としては珍しい女性経営者もいました。
陰では、そしてさらに場合によっては公然と、あの人たちは蔑まれ、バカにされ、差別されていたように思います。
チョーセンのくせに、オンナのくせに、というやつです(笑)

その差別意識は今も残っていますし、現代では昔よりも露骨になっているように思います。またその差別を「正義」とするような風潮が蔓延しているようにも思います。
皆さんもそういう現在の風潮は御存じでしょう?
いじめ、パワハラ、セクハラ、権威・権力主義、ヒエラルキー(階級)、利益・効率優先主義、それらは国家の最小単位である個人や家族をズタズタにします。
それらはいつの日か全体主義的な戦争に向かうのではないかとも危惧するのです。
考え過ぎかも知れませんが、歴史を振り返ればそんな風に感じます。
親が自分の子供を殺すというのも、こういう意識に由来するのかも知れません。

小さな見過ごしが、取り返しのつかないことにつながる可能性があります。
「小さなことからコツコツと」は、決して良い結果だけを導くものではないのです。
「罪を憎んで人を憎まず」というのは行動の是非を問うものであって、「存在」そのものを否定するものではないのではないでしょうか?

このようなことを考えて、廃品回収をしている主人公を「在日2世」あるいは「3世」にしようと思いました。
「行動」ではなく「存在を否定されている人間」を主人公にしようと思ったのです。
大事なのは『「である」ことではなく「する」こと』というのは私の高校時代の国語の教科書の一節です。

そして「パクさん」というおじいさん(=おそらく一部の人にとって生産性のない人www)が物語の冒頭に現れました。


posted by 塾長 at 21:39| Comment(0) | イベントその他告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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