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2017年11月26日

セリフは言うものではなく、聴くもの

先日、某高校でのレッスンに行ってまいりました。
この前回の授業では生徒たちがそれぞれのグループに分かれて、動き方を決めたり、セリフの言い方についてあれこれと意見を言い合っていました。どれも楽しそうに取り組んでいるようには見えました。笑い声が絶えないので…。
まあ、この時点で「これはダメだろうな」とは思っていたのですが、2グループほど実演してもらうと案の定でした(笑)
立ったり座ったり、大声を張り上げたり、小さな声になったり、表情を変化させたりと、様々な「変化」と「工夫」を見せてはくれました。
が、肝心の「理由」「動機」が見えないのですwww
別な言い方をすれば「(役の)こころが見えない」状態です。

演技は「うそ」「おおげさ」「まぎらわしい」ではいかんのJAYO(笑)

ちゃんとした「理由」(根拠)と「動機」で行動(手段をとる)するのが演技です。
そういう意味では我々人間の日常生活での行動や行為と同じなのです。確かに人間は時と場所と目的によっては「とんでもない行動」をとることがあります。しかし、それにも「理由」(根拠)と「動機」があるはずです。
例えば「死にたい」と言う人には多くの場合「原因」があるでしょう。しかし、原因というのは単一ではなく、複数およびそれが複合的になっていることが多いでしょう。たぶん「死にたい本人」にもそれがはっきりとわかっていないことがあります。
私はそれを「火薬」に譬えます。その「火薬」が大きな爆発を起こす状態にまでたまった時、ごくわずかな「火」で引火します。この「火」に当たるものが「動機」です。
話は逸れますが、社会ではこの「動機」にばかり目を向けがちなのです。確かに動機と原因が重なっている部分が大きいこともあるにはありますが、本質的には「原因」の存在を忘れてはいけないでしょう。

再度申しますが、演技はまず「原因(理由)」が大切であり、何がその行動を起こす「動機」になっているかを台本から読みとらないといけません。
そのためには、「セリフを言う=送信する」ことより「セリフを聴く=受信」に重きを置くほうがよろしいと思います。
歌のハーモニーでもそうでしょう?
自分のパートの音程に気をとられるのではなく、相手の歌のメロディをよく聴くべきなのです。そうでないと美しいハーモニーになりません。

「聴けば」自分のパート(セリフ)を忘れるかも知れません。つまりセリフが出て来ない可能性があるということです。なぜなら「相手の言葉を聴いて何かを感じた」からです。しかし、それは私たちの日常生活そのものではありませんか?
しかし、「自分」の考え方や感じ方や価値観を持っている私たちは、ちゃんと相手の言葉に反応して返事をし、行動します。
すなわち「セリフ」を言い、「行動」するためには「役と言う人間」を創造しないといけないのです。

演技を勉強している人たちには、「そこに【役】として存在し、考え感じ行動すること」をお勧めします。

あ?
高校生たち?www

以上のような説明をしてから実演させましたところ、何人も「セリフ」がぶっ飛んでいましたwww
まったくセリフが出て来ないで頭を抱えている生徒もいました。
本当に祝福すべきことです!
そういう体験をした生徒はきっと演技がうまくなるでしょう。

posted by 塾長 at 01:24| Comment(0) | 演技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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