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2017年05月02日

母の思い出スピンオフ「親分」その2

子分を身体障害者にしてしまった親分は、その機に組を解散し、「カタギ」になる決意をしました。
しかも、カタギになって、その身体が不自由な子分の一生の面倒をみるというのですから、これは「任侠道」というものかも知れません。

ここからは私の想像も多分に含まれておりますことお許しください。

さて、親分は「カタギになる」と決めたものの、おそらく手に職はなかったことでしょう。これまで博打と出入りがメインだった人生のはずですからね…。でも、たぶん日ごろから目をかけていたカタギの衆もいたはずですので、そういう人たちに相談はしたと思うのです。
その中に「ガラス瓶のリサイクル」を生業にしている人がいました。
確かに私が子供のころも、近くの公園の前にそのリサイクル会社はありました。いつも倉庫の前にリサイクルに回すビール瓶や醤油瓶、酒の一升瓶などが木箱に詰められ山積みになっていたのを覚えています。
いつぞやこのブログにも書いたように思うのですが、昔はビール瓶や醤油瓶などもリサイクルされていたのです。
例えば、ラベルはAビールのものなのに、瓶はSビールのものであるというようなことが普通にありました。

おそらく親分はその「瓶のリサイクル会社」に相談したのではないかと思います。

親「すまんけどワシに仕事まわしたってくれや」
リ「親分、そんなことしはらんでも…」
親「いいや、アカン! ワシはカタギになると決めたんや」
リ「ほな…瓶集めてもらえまっか?」
親「よっしゃ! どないすんねん? おせて(教えて)くれや」
リ「大八車を引いてもらいま(す)。ほんで、声を掛けてもらいま(す)」

どうも、いわゆる「売り声」みたいなもので、瓶を集めに来たということを周囲に知らせる必要があるようなのです。
今もある「サオ〜〜〜〜ダケ〜〜〜〜〜」(竿竹)みたいなものです。
瓶屋さんのは
「ヴィィィィ〜〜〜〜〜〜ンンン〜〜〜〜〜」というのだそうです(笑)
まんまですな(笑)

親分は瓶のリサイクル会社の人から「瓶が床に転んだ時みたいな声を出してもらいまんねん」と教えてもらったそうです。
ところがいやしくもひととき「親分」と周囲の尊崇を集めた人ですから、どうしてもその声を出すのが恥ずかしかったそうで、「路地(大阪では、〈ろおじ〉と言う)に入ってな、小さい声で『ヴィ〜〜〜ン』『ヴィ〜〜〜ン』て、口慣らししたんやけど、やっぱり恥ずかしゅうてなぁ。なかなか言えんかった」と述懐していたそうです(笑)

それでも傷つけてしまった子分のためです。
ここはプライドや見栄を捨てて、カタギにならないと!
親分、がんばってください!!!

posted by 塾長 at 01:14| Comment(0) | どうでもいい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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