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2017年03月16日

様式的発声のコツA ‐発音‐

五十音図を眺めていると不思議なことに気づきませんか?
アイウエオは基本母音ですが、ワイウエオとかヤイユエヨもあって、「イ」「エ」は重複しています。
ちなみに「ヤ」というのは「ia」の連続母音(iとaを早く言うと「ヤ」になる。同様にiuは「ユ」、ioは「ヨ」になる)です。これはワ行も同様で、基本母音の前に「u(ウ)」をつけたものです。

ドイツ語では「ウームラウト」(文字の上に「・・」がついている)という発音があって、「中母音」で発音されるものに相当するでしょう。
現代日本語でも地域や年齢層によっては「国会」を「コックワイ」と発音したり「火事」を「クヮジ」と発音することがあるようです。おそらく「昔の発音」なのでしょうね〜。

このように各音節の発音の前にその音節の子音や母音を付随させる(音楽で言う「修飾音」)と「昔風な発音」になると思われます。

例えば次のようなセリフがあったとします。

「大きな火事があった。恐ろしいことだ」

これを様式的(歌舞伎その他古典演劇風)に書くとこうなるのではないでしょうか?

「おおきなっ火事が〜あった〜。おっそろしいことっだぁ〜」

さらに先述した「発音」上の特色を加えるとこうなります。

おおきなっ、くわが、あったぁぁぁ〜。おそろしい〜おとうあ〜」

そしてさらに前回の記事で述べた「アクセントの高低差を大きくつける」を付加すると…
いかがでしょう?
いかにも古風な「歌舞伎調」「狂言調」「能楽調」になりませんか?(笑)

もちろん「過ぎたるは猶及ばざるが如し」というように、やりすぎはリアリティを失わせますので、どれほどこれら物理的な要素を加えるかはその俳優と演出の判断にゆだねるしかないと思います。
しかし、演出などから「歌舞伎調で」「能や狂言みたいに」「文楽(これは関西弁アクセント)の義太夫のように」というような要求があったときのヒントになるのではないかと思います。

失礼しました!

posted by 塾長 at 21:48| Comment(0) | 演技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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