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2016年11月10日

ボイス講座 第15回 「ボイスドラマ」

前回は読み合わせで終わったボイスドラマを、今日は収録してみました。
ひとつのシーンを全員で役を持ちまわりました。つまり役を順次交代して、全員が全ての役を演じられるようにしたのです。

ボイスドラマもナレーションや朗読と同じようにちょっとしたコツや技術があります。
ドラマとは言え、何と言っても「録音」して初めてその特徴が出るものですから、通常の演劇のように、あるいはテレビドラマのように発声してはいけません。
だからと言って朗読のように「(声帯のコントロールで)叫んでいる声の出し方」でもダメです。

録音できる声量でなければならないし…
小さな声で話すときはマイクオンにしないといけないし…
逆に声を張る時には少しマイクオフにしないといけないし…
アナウンスのように発音が良ければいいというものでもないし…
でも何を言っているのかわからないのでもいけないし…
しかも演技にリアリティがないといけないし…
厳密とまでは言わないけれどそれなりに正しいアクセントも必要だし…

また特に注意を要するのが「同年代の同性同士の会話」では声の違い(人物の違い)が明瞭ではなくなるのです。通常の演劇のようにビジュアルが付随しておれば「違い」は分かりやすいのですが、音声のみだと本当にわかりません。
違いを出すのに、つい「声質を変えて」と考えがちですが、それではやはり人物の違いは明確になりません。
「人間(内面)の違い」をくっきりと出すことが重要です。

またちょっとした注意点ですが、自分の前にしゃべっている人のセリフの語尾の高さに引きずられてはいけません。前の人の語尾に釣られると自分も同じ声の高さでセリフを言ってしまいがちなので、まるで「一人の人間がずっとしゃべっている」ように誤解されます。
通常、人間は相手の気持ちに同調しがちです。
その結果、声の高さも揃ってしまうのです。

A「で、飲みに行っちゃったんだよ〜!」
B「なるほどね!」
A「ところがさ…」
B「ふんふん…」

以上の会話では最初のAとBは盛り上がっているようですが、そのあとAが声をひそめて「ところがさ…」と言うと、Bも声をひそめて「ふんふん…」と言うことが容易に想像できるでしょう?
ビジュアルがあればAとBの違いは明らかでしょうが、「声のみ」だと、まるでAひとりで「ところがさ、ふんふん」と言っているように聴こえてしまうのです。
そこでB役はAの「ところがさ…」というセリフから、例えば「大っぴらにできない悪い情報がAから提示される」という予感だけでなく、「興味を持って聴く」というサブテキストを付属させることで「ふんふん…」の表現が変わります。
ついでに言うと、最初の会話のB「なるほどね!」もAの語尾「よ〜!」の意味をそのまま受け取るのではなく、何か別の動詞、たとえば「納得する」「困る」「笑う」というようなものを付属させるとセリフの出方が変わり、「人間の違い」が出ます。

あ〜、言葉だけで、しかも文字だけで説明するのには限界がありますね。
自らの説明力不足を恥じつつも、実演の録音ファイルを作ってみることにします(笑)
しかも映像説明付きで(汗)



せっかくなのでYoutubeにアップしましたぁ…ぁ…ぁ…

話しは変わりますが、バカはいつまでたっても治りませんな…



posted by 塾長 at 01:18| Comment(0) | 演技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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