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2016年05月21日

演技講座 第3回 「背景にあるもの」

セリフというもの、というより「人間の言葉」には表に出てきていない「背景」というものがあります。

例えば、皆さんが誰かに昨日起こった出来事を話す時、そのときのことを「こまごまと思いだしながら」話しませんか?

そしたらアイツが←そのときのアイツの顔や態度や場所や空気の匂いやら
「おまえってケチだな」←アイツの口調やら
って言うから←言われたときの自分の気持ちやら
「へ? そうか?」←自分の口調を思い出して
って聞き返したら←アイツの表情を思い出して
「クーポン、いつから持ってたんだよ」←アイツの口調を思い出して
なんて言うんだよね←持っていたクーポン券を思い出して

と、言うようにです。
おそらくそのようにして話された内容にはリアリティがあるはずです。なぜなら「事実に基づいた実感」がそこにあるからです。
演技などでよく言う「リアリティ」というのは単なる事実ではなく、実感のことです。

ときどき俳優に「実感」を持たせるために「実際に体験してみろ」などという演出がいますが、あまりに安易な指導です。私がかつていた劇団にもそういう演出がいました(笑)
演技は虚構の集合体です。セリフも身体行動も虚構です。しかも、俳優本人の言葉でも行動でもありません。
ですから、その「虚構」に「実感」を持たせるのが俳優の仕事だと言えるのではないでしょうか?

自分の実体験や個性をベースにしつつ、自分が演じる役の「実感」を創造すれば演技にリアリティが生まれてくると思います。

セリフ(言語行動)も行為(身体行動)も、「言い方」「やり方」では観る人の心に響きません。




posted by 塾長 at 16:38| Comment(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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