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2016年04月04日

あ〜あ、やっちまったゼ!

幕が開いて数秒後に感じたこと。
「あ〜あ、やっちまったゼ!」

義理にかられて観に行ったのが間違いです。
このあと2時間余り、私はどうやって客席で過ごせばいいのでしょう…
いやいや、どんなつまらん芝居でも何か得るところがあるはずです!
ここは我慢してなんとか芝居を見ないと〜(ガマンせんといかん芝居って何なのでしょう…)

案の定、何を言っているのか、何をやっているのか、何のシーンなのかさっぱりわからないまま舞台は進行します。
私のCPUはさっぱり動かずフリーズしたままで、おそらくこのあとシャットダウンしてしまうんでしょうねぇ…

開幕していきなり大人数による【コロス】です。何を言っているのかさっぱりわからず、雑音にしか聴こえない…
独り語りのセリフすら何を言っているのかわからない。音(発声)としても意味(表現)としても聴こえて来ない…
まあ、これは早々と私のCPUがフリーズしたせいかも知れませんが…
掛け合いのディアローグでも早口言葉の言い合いのようで何を言っているのかさっぱりわからない…
「ギュウニュウ」という言葉が時折聴こえていましたっけ…

身体表現では例によって大げさな反応の応酬が展開されますが、何を言っているのかわからないし、何に対してあんなに大げさな反応をしているのかもわからない…
時折、叫び声も入るが、音が大きいだけで何を言っているのかわからない…
諦めて寝ようとしましたが、声がうるさくてなかなか寝付けません(笑)

結局、「何もわからないまま」時間だけが過ぎて行きました。誘ってくれた同伴者がいたので、ずいぶんガマンしましたが、45分が限界でした(笑)
同伴者は知り合いが出演しているので、嘘でも最後まで観なければなりません。
幸いなことに同伴者も気遣ってくれて、「芝居が終わるころ(1時間半後くらい)にメールするわ」と言ってくれましたので、私だけ外に出て散歩を決め込みました。

何度もこのブログで言っていますが、つまらない舞台作品は演出だけの責任です。
芝居は台本さえ良ければ50%は成功したも同然です。
仮につまらない台本であっても「面白い台本」に改稿する権限は演出にあります。だから私は「台本と演出は分けるべし」かつ「脚本・演出が同一人の危険性」を言うのです。
台本(脚本)は書き手の主観で書きます。演出にも演出の主観が入ります。つまり両者を同一人がやると極めて主観性の強い、言いかえれば「客観性の薄い」舞台になってしまいがちなのです。これも私が主張するところですが、「演出は観客(客観性)の代理」です。ところが「脚本・演出」という肩書では客観性が生まれて来にくく、結果として「実際のお客さんを無視」した舞台になりがちなのです。
私も舞台やラジオドラマで演出をすることがありましたが、常に出演者を始め、スタッフにも自分の演出について「ここはどう思うか?」「これでお客さんにわかると思うか?」「もっといい表現のアイデアはないか?」と尋ねました。
できるだけ多くの意見を聞いて、それを自分の演出に反映させることが重要です。ちゃんとした演出に対しては出演者もスタッフも意見を言います。彼らが意見を言うのは「いい演出」だからです。これはホント。
「つまらん自信」や「演出のプライド」なんか「良い作品に仕上げる」「お客さんに喜んでもらう」という大きな目標の前では全く不要です。

また今回の舞台でも俳優のピッチが速くて(早口)、何を言っているのかわからないという致命的な欠陥を露呈していました。ピッチとテンポ(行動を起こす早さ)を混同しているのも演出の責任です。
また俳優自身もちゃんと舞台的発声が出来ていません。これは「大きい声」ではなく「強い声」が出ていないということです。また子音の発音が極めて雑でした。
さらにこれも演出の責任ですが、ステージングやステージマナーの悪い部分が多くありました。
袖や舞台奥に向かってセリフをしゃべってはイカンのです!
声が客席に届きません。
仮に演出上あるいは段取り上そうせざるを得ない時にはちゃんと演出が発声上の指示(客席を意識した発声をすること)をちゃんと出さないといけません。
そもそも「何を言っているのかわからない」というのが諸悪の根源のような気がします。いくらつまらん芝居でも「何を言っているのか」さえわかれば最後までガマンして観られたかも知れません。

なんだか粗悪品をネットで購入してしまった気分です(笑)
しかも「ノークレーム・ノーリターン」(笑)

当分、(義理があっても)芝居は観ないと決めた私です(笑)

posted by 塾長 at 00:20| Comment(0) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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