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2015年08月19日

ボイス系講座 「朗読」 第5回(最終回)

いろいろと迷いましたが、前回に続いてオリジナルのクリスマス物語「パクさんのリアカー」の続きを教材にして朗読の実習を行いました。これが「朗読レッスン」の最終回です。

受講生が4名いらっしゃるので、それぞれ前半後半に分かれて朗読していただきました。





前回の実習で「演技が課題」だと指摘したMさんですが、今回の実習では非常に良くなっていると思います。
ただ、あえてさらなる課題を言うならば、「朗読」にしては演技が大きすぎると言えるでしょう。もう少し「こころの表出」を押さえたほうが朗読としては聴きやすいかも知れません。
しかし、表現において大きすぎるものは小さくもできます。言うならば60キロのバーベルを上げられるひとなら30キロも上げられます。20キロしか上げられない人にいきなり30キロを上げろというのは無理な話です。次回の「ラジオドラマ」のレッスンでさらなる演技力の向上を期待します。

Tさんは逆に今回は「演技」に課題がありそうです。アクセントは……相変わらずで、「全国共通関西弁」みたいになってしまいました(笑)
さて、「今回の課題だ」と指摘した「演技」の問題点は、「表現が局所的」になっていると言うことです。つまりそれぞれの「セリフ」に脈絡がないということです。セリフ(演技)のやりとりというのはあくまで「キャッチボール」、すなわち、受信〜処理〜送信というシステムです。そのシステムが理解されていないのかも知れません。登場人物の「思い」を理解しましょう。

Sさんの朗読には、優しさと温かさが感じられます。演技表現も思い切ってできていると思います。
ただ、演技表現については「朗読」として考えるならばいわゆる「類型的」な「子供のセリフの表現」を使ったほうが妥当かも知れません。
しかし、これがラジオドラマや朗読劇ならばまた違った演出もあるだろうと思います。
いずれにしろ伸び代を感じます。これからもがんばってください。

Yさんはこの作品にマッチする落ち着いた朗読になっていると思います。セリフ表現も「朗読」として妥当ではないでしょうか。
しかし、「発声」に問題があるようです。
具体的には「ア」母音が大きいことです。とくに「パクさん」の冒頭の「パ」の音がかなり大きいのです。
「パクさん」は、母音が「ア」ですし、その子音が破裂音の「p」ですから、勢いよく出てしまいがちです。
ほかにも「ア」母音の大きいところが散見されます。基本母音のアイウエオの音圧ならびに共鳴を均一化するために文章を母音だけで読むという基礎訓練を重ねてください。

以上、いろいろと勝手なことを申し述べましたが、このように表現や技術というのは、「紆余曲折」「行きつ戻りつ」を繰り返しながら少しずつ前に進んで行くものだろうと思います。
そしてその推進力となるのは「考え続ける力」「やり続ける力」なのだろうと思います。

次回から5回にわたって「ラジオドラマ」のレッスンを行います。
posted by 塾長 at 23:25| Comment(0) | 朗読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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