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2015年08月06日

ボイス系講座 「朗読」 第4回

前回に続いてオリジナルのクリスマスメルヘン「パクさんのリアカー」を教材にして朗読の実習を行いました。



今回は朗読者の順番を前回の並びでスライドさせ、まだ読んでいないパートを担当してもらいました。
また、この物語は私のオリジナルですので、原作の記述の変更に問題がないことをいいことに、各朗読者に自由に改稿してもらうようにお願いしました。しかし、なかなか思い切った改稿にはならなかったようです(笑)

トップバッターのTさんは、共通語アクセントがなかなか習得できないようです(笑)
やはりひたすらアクセント辞典を引き倒すしかないでしょうねぇ…。
古本でいいので三省堂版アクセント辞典を購入なさって引き倒してみてはいかがでしょうか?
それと「ラ行」に不安があるのか、部分的に巻き舌になっています。
これは使っている舌先の部分が違うのだろうと思います。「ラ行」が弱いという人は多いのですが、弱いからと言って力むと舌の使い方を誤ります。「軽く発音する」という意識で直ることもあります。
舌の使い方と言えば「新聞紙」という発音が「新聞社」に聞こえます(笑)
これはいわゆる「連母音」の問題です。
連母音というのは同じ母音が連続する状態のことです。「いい日、一日」「子供を負う」などですね。
さて、ヤ行は「イ」と「ア」の連母音(連母音ではないです)です。
sinbunsi-ia
「しんぶんし」の最後の母音である「イ」と、「や」の最初の母音「イ」の間で共鳴変化が起こっていないから「しんぶんしゃ」に聞こえてしまいます。
共鳴変化というとむずかしく聴こえますが、この場合は簡単に言えば、「舌先の位置が変化する」ということです。同じ舌先のポジションのまま発音すると「新聞紙や」が「新聞社」に聞こえます。

二番手のYさんは、セリフのところの声量と地の文の声量との差が大きいようです。
プロの録音エンジニアがついて、しかも収録時間に余裕があるときはセリフの部分と地の文との声量レベルを事前にチェックして録音に臨むこともできますが、ライブ(朗読会など)ではそれはしにくいので、朗読者は自分でマイクワークするなり、声帯の使い方を変化させて音量を均等化するように心がけたほうがいいでしょう。

三番手のSさんは、落ち着いた語りになっていると思います。ただ、ごく一か所、「声が裏返って」しまいました。これはやはり録音時ならばリテイクできますが、ライブではそうもいかないので、声帯を緩める訓練(ハミングなど)を日常的に多くしたほうがいいと思います。

四番手のMさんも落ち着いた、安定した発声になっていますが、Mさんの場合は明らかに「演技」の課題がありますね(笑)
どれだけサブテキストを出力するかというのはむずかしいのですが、「朗読劇」と違って、いわゆるソロ朗読の場合はそれほど表現する必要はないでしょう。ただ、それでも「心の動き」はある程度表現されないとおもしろくないと思います。
今回は「電話での会話」と「独白」です。
前者の場合は「相手の言葉」を想像することで演技表現に変化が起きやすいと思います。
後者は対話の相手が「自分の考え」ですので、そこを明確にすることだと思います。
いずれにしても「言い方の工夫」は何の役にも立ちませんのでご注意ください。

posted by 塾長 at 00:03| Comment(0) | 朗読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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