2018年8月からしばらく閉講します。 また年度変わりに受講生を募集してみます。

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2014年10月02日

9月30日 「ボイスドラマ」のレッスン 第3回… なんですが… (前半)

この日は出席者が1名しかいらっしゃらなくて、急きょ「個人レッスン」になってしまいました(笑)
この日唯一の受講生であるSaoriさんが、自分でナレーション原稿をお持ちくださったので、それを用いての練習です。

Saoriさん曰く、「文を、固まり(意味のまとまり)で読めない」とのこと。う〜ん…。
そこで、御持参くださった原稿をまずは読んでいただきましたが、確かに「単なる音読」になっていました(笑)

どこで音読に休符を入れるか…
どこでブレスするか…

そういう点に困難を感じていらっしゃるのでしょうね…。

ところで、Saoriさんがお持ちくださった「ナレーション原稿」というのは、いわゆる「ネット記事」のコピーです。
いささか余談になりますが、「ネット記事」というのは、あくまでも「書き言葉」なので「音読」には不向きです。すなわち「文字、文章を読み返すことができる」前提があるのです。ついでに言えば、それほど洗練された文章でもありません。
このことは「小説の朗読」にも関係していると私は考えます。
つまり、「小説」も原則として「書き言葉」なので、その文章を果たしてそのまま「音声化」して「朗読」として十分に成立するかどうかという問題があると思うのです。

余談ながら、2010年に私は「パクさんのリアカー」という大人向けクリスマス・メルヘンを書きました。
(ご興味のある方も、ない方も、ぜひAmazonでタイトル検索してください)
この作品は元々、私が主催した「クリスマス朗読会」のために書いた物語です。だから「朗読する」という前提で書きました。すなわち「聴いてわかる文体と語彙」を用いるように心がけました。

小説をそのまま、つまり「原文通り」に朗読するなということでは決してないのですが、「朗読」は【聴き手に理解されて初めてナンボ】だと思うので、おそらく私が何かの小説を朗読作品として制作するなら「朗読」に適した文章になるよう手を入れることでしょう。
(念のために申しますが、「原文通りに音読すべきだ」という考えを否定するものではありません)


さて、Saoriさんのレッスンに戻ります(笑)
Saoriさんがお持ちくださったネット記事をここで例文として掲載するのは著作権の問題もあるのでそれは止しておきますが、何らかの例文は必要ですね…
う〜ん…

やっぱり著作権のこともあるし、しかし、文章の巧みさから言って、芥川龍之介作品を例にしましょう。
「鼠小僧次郎吉」(冒頭)です。
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或初秋の日暮であつた汐留(しおどめ)の船宿伊豆屋の表二階には遊び人らしい二人の男がさっきから差し向いで頻(しきり)に献酬(けんしゅう)を重ねていた
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わざと句(。)読(、)点を外してみました(笑)
さて、どこに句読点(くとうてん)を入れますか?
詳しくは次回の講釈にて!





posted by 塾長 at 00:40| Comment(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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