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2023年03月07日

厳しい師匠のナレーション指導

「厳しい師匠シリーズ」(?)も7作目を数えます。

「厳しい師匠のナレーション指導」

「アナウンス」「ナレーション」「朗読」の違い、定義というのはむずかしいものがあります。
私が指導する場面では下記のように説明します。

アナウンス:音声のみで情報を伝える
ナレーション:音声と映像で情報を伝える
朗読:音声のみで「情景」を伝える

テレビ局の放送では「映像」も同時に流しているので、現実的にはアナウンサーの仕事も「ナレーション」的だと言えるかも知れません。
駅構内の「アナウンス」やフェリーなどの船内での情報周知はやはり「アナウンス」だと言えるでしょう。あれはしゃべっている本人も眠たくなります(笑)

いずれも明瞭な発音、正確なアクセント、聴きやすいピッチ(スピード)などが要求されると思います。
アクセントのルールも知らない人、勉強したことのない人が大学や専門学校で教えている事実に慄然としています。
また「発声」(発音、共鳴、呼吸など)も同様に研究などもしたことのない人が教えています。

私も無学なのですが、「勉強せずに経験則だけで教えている人」のなんと多いことでしょう。

私も一応「指導する」立場なので、今もそれなりに「勉強」はしているつもりです。
しかし、まだまだ足りない。
技術的な部分(発音、アクセント、共鳴)については見極められる日が来る(終わりが来る)のかも知れませんが、「表現」に関しては終わりはないのでしょう。

先達は異口同音におっしゃいます。

「死ぬまで、いや死んでからも勉強です」



posted by 塾長 at 07:06| Comment(0) | エッセー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月16日

発音訓練用カード

「発声訓練」というのは「単に大きな声を出すこと」と思われているかも知れません。

私は発声を「呼吸」「共鳴」「発音」にわけて指導しています。
もちろんそれぞれに影響を与える要素ですので、それら要素をリンクして理解することは必要なのですがね?

さて、「発音」はとにかく「舌の動き」を活性化することが必要でしょう。
そのためには内容も含めてできるだけ多くの文章を音読することが効果的だと思います。
そこで短い文章を30種類くらい集めましたので紹介します。
懐かしい「単語カード」のような感覚で利用してくださると幸いです。

発音訓練用カード

ペンを口に咥えて音読するともっと効果的だろうと思います。
使用するペンは下記のようなものです。

発声訓練用のペン.JPG

発音訓練(舌の運動)は面倒ですが、コツコツ積み重ねると明瞭度が上がると思います。
この「ペンを口に咥えて発声する」という訓練は「マイク乗りの良い声」(=アナウンサー的な声)も身に付きますので、声優、ナレーター、アナウンサーを目指す人には有効ではないかと思います。



posted by 塾長 at 17:15| Comment(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月12日

カフボックスの使い方(改訂版)

ナレーターや声優はもちろんのこと、場合によっては俳優も「カフボックス」を使う機会があるかも知れません。
私も新人俳優の頃、いきなりマネージャーに「ナレーションの仕事来たから行って来て」と言われたものです。

私「ナレーションなんかやったことないんですけど…」
マネ「行ったらわかるから。原稿読むだけやし」
私「はぁ…」

こんなやりとりをして原稿(A4で10ページくらい)をもらい、スタジオに行って来ました。

何しろ「録音スタジオ」なんて行ったことのない私。
そのスタジオで初めてお目にかかったのが「カフボックス」です。

カフ2.jpg

スタジオのエンジニアさんがテキパキと「カフボックスの使い方」を説明してくれましたが、初めて見る機材ですし、もちろん使ったこともありません。
マネージャーの「行ったらわかるから。原稿読むだけやし」を信じて仕事に取り掛かりましたが、実際には「てんやわんや」でした。

ただでさえ原稿を読むだけで必死なのに、使ったこともない機材をいきなり使わないといけなくなりましたのでね?

でも、幸いなことにディレクターさんが気を利かせてくれて、ほぼ事なきを得ました。

まあ、そんな私の体験がありますので、初心者のかたの参考になればと考え、下記をYouTubeにアップしました。

カフボックスの使い方’(改訂版)

大学や専門学校ではちゃんと「カフボックスの使い方」を教えてくれているんでしょうね?
え? ちゃんと教えていますよね?!
これくらいを教えていなかったら「授業料ドロボウ」と言われるかもしれませんよ(笑)

posted by 塾長 at 01:12| Comment(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月18日

厳しい師匠のラジオドラマ指導

ラジオドラマ(ボイスドラマ)というのはマイクワーク(マイクの使い方)による「立体感」を生み出すのが醍醐味です。
小さな空間で録音しているのにも拘わらず、遠近感や登場人物の「内面」を表現できるのは面白いでしょう。
今回も一連で(止めずに)録音しているので、マイクワークが大変でした(笑)

厳しい師匠のラジオドラマ指導

いつかまた良い作品を演出できる機会があればうれしいことですが…

良い原作や脚本はあっても「声優」(俳優)がなぁ………
posted by 塾長 at 18:39| Comment(0) | ボイスドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月10日

厳しい師匠のアナウンス指導

俳優の「声の仕事」というのは多岐に亘ります。
いわゆる声優の仕事もありますが、ナレーションやラジオドラマ、ラジオCMなどもやります。
そういう仕事では、いわゆる「声専門のタレント」と共演することも多いのですが、いつも感心したのは、そんな事務所の人は「共通語アクセント」は正確だし、「発音」も相当に明瞭だということです。
先方は先方で「俳優はやっぱり演技ができるんだ」と感心していたそうです。

だから俳優で「発声(音)」や「アクセント」がしっかりしておれば、そして逆に声専門の人が演技できるようになれば、これは強力かも知れませんね。

さて、「弟子がアナウンサーのオーディションを受けることになった」という設定の作品です。

厳しい師匠のアナウンス指導

「全く内容の入ってこないアナウンス」ですが、こんなアナウンスを実際にやったらどんなことになるんでしょうね(笑)
posted by 塾長 at 22:20| Comment(0) | ボイスドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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